トラブルや困難なことは重なりがちで、対応に困ることがありませんか?
ひとつなら対応できることでも、同時に生じるとどう対応するべきか悩んでしまいがちです。
そのようなときの対処法、気持ちの持ち方についての記事です。
困難は個別撃破
このブログのテーマに掲げているテーマはどれもストレスフルです。
- 離婚
- シングル生活
- 発達障がいの育児
ひとつにテーマに対応するだけで精一杯だよ。
同時に対応するのは苦しいよ…
そうですよね。
複数の困難が生じた際、同時に対応することは難しいです。
ここでは、私が実際に課題を乗り越えた考え方を紹介します。
同時に生じているように見える問題も、分解していくと個別に対応できます。
次から一緒に見ていきましょう。
3つのポイント
困難にはそれぞれ対応するとして、大事なことは次の3点です。
- 冷静さを保つこと
- 目の前のことに集中すること
- 借りれる力は借りること
1.冷静さを保つこと
わかるけど、
たくさんの課題に押しつぶされそうになるよ…
大丈夫。まずは落ち着きましょう。
先ずは冷静になることを優先しましょう。
わかったよ。
でも、冷静になるだけでは問題は解決しないよ?
パニックになると、うまく行くものもうまく行きません。
冷静でありさえすれば、少しずつでも前進できます。
- 冷静でいましょう。
- パニックを起こしても、何も改善しません。
- 冷静でいるために、必要な援助は受けましょう。
離婚や発達障がい児の育児、シングルファーザーの生活、どれをとっても重い内容です。
私が自分のストレスが限界だなと思った時には、職場の産業医や保健師さんに自分の気持ちや考え方を話して、
- 自分の感情と判断が、世間一般の基準と照らしてずれていないか
- 自分が治療を受ける程度に病んでいないか
という視点で面談をして貰っていました。
冷静でいるために、必要なら医療に繋がったり、親族や友人の力を借りましょう。
2.目の前のことに集中すること
でも、具体的にどうすればいいの?
目の前の問題に集中しましょう。
複数の課題に、対応しているように思っても、
本当の意味で同時に対応できていません。
え?
同時に対応することもあるよ?
マルチタスクって言うじゃない。
人はマルチタスクではないですよ。
細切れの時間でそれぞれの課題に向き合っているだけです。
対応も中途半端になりがちなので、余計悪化しがちです。
そうなんだ。
でも、同時に対応しないとと思ってしまうよ…
遠回りに見えても、
目の前の課題に集中して自分が納得する対応をすることがベストです。
- 問題の全てが自分に襲い掛かってくる感覚になることがありますが、錯覚です。
- 中途半端な判断をすることで状況が一層悪化することがあります。
- 目の前の課題に集中して自分が納得する対応を心がけましょう。
私の場合、
- フルタイムの仕事
- シングルファーザー
- 発達障がい児の育児
- 離婚調停・裁判の手続きや資料作り
思い出しただけでクラクラくる作業量です。
一見同時並行に見えますが、同時に処理しなければならないことはありませんでした。
そのために色々な工夫をしたり、行政や他者の援助、ヘルプを受けてきました。
工夫については、このブログでも記事にしていきたいと思います。
3.借りれる力は借りること
それでも1日は24時間しかないし、自分で対応するにしても限度があるよ…
そうですね。
なので、借りれる力は借りましょう。
行政や職場、学校、隣近所など、助けを求めることも大事です。
助けてって言うのは苦手だよ….
「助けて欲しい」と言っていいんですよ。
どんな状況になったとしても自分自身は立ち続けていることが、一番大事です。
自分が所属しているコミュニティを上げるだけでも、これだけの集まりがあります。
- 会社
- 行政
- 学校
- 隣近所
当然、それぞれ本来の役割があります。でも、一言ヘルプを出すことで、助けてくれます。
組織としてだったり個人としてだったり、いろんな形がありますが、助けてくれます。
私の場合、色々な幸運が重なって、色々な人に助けられて今の私があります。
自分の力だけでは難しいと思ったら、すぐに助けを求めましょう。
家族や友人、友人がいないという人は行政や会社で頼りましょう。
「上手に助けを求める」というスキルはぜひ身につけておきましょう。
それでも複数の問題に同時に対処せざるを得ない場合
どうしても同時に問題に対応しないといけない時にはどうすればいいの?
相手がいる場合は、相手の都合を優先しましょう。
社会的信用を失わないように配慮すると良いです。
- 自分以外の人に影響を及ぼす可能性がある場合は、相手の都合を優先しましょう。
- その上で、自分の問題に対処しましょう。
- 社会的信用を得るには時間が掛かりますが、失うのは一瞬です。
相手がいる場合は、相手にすぐに対応できないと事情を説明することもありえます。
優先順位を念頭に対応しましょう。
まとめ
まとめます。
複数の困難に対応する必要になったら、次の3点を念頭に対応しましょう。
- 冷静さを保つこと
- 目の前のことに集中すること
- 借りれる力は借りること
この3点を意識して対応することで、私は1人の力でもシングルファーザーで発達障がいの子の育児を無事にこなすことができています。
最後になりましたが、一つ一つをきちんと処理するため、自分自身に
「今からはこれをする」と宣言して、意識的に集中するようにしていました。
どんな状況になったとしても、自分自身が立ち続けていることが、一番大事です。
みなさんも、ご自身にとってベストな対応が取れると良いですね。この記事が、あなたのもやもやした気持ちや、お悩み解決の一助になれば嬉しいです。
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